~事務局通信 Vol.106 映画紹介「セントラル・ステーション」

皆様、お疲れ様です。
最近寒くなったかと思ったら、昨日今日は暑いですね~~。

ご紹介します映画『セントラル・ステーション』は、私が一番好きな映画です。


(画像拝借)
ブラジル、リオの中央駅で代筆屋を営む女性ドーラと、あるきっかけで知り合った少年ジョズエの父親を捜す旅に出る映画です。


(画像拝借)
最初の頃はお互いに反発していたのに、旅を続けていく間に心通わせていきます。

今から24年前の映画で、ブラジルの貧しさなども描かれていて、別世界の話のような気もしますが、年齢も価値観も違う二人が次第に信用していく描写は、本当に素敵です。
道中、父親の知り合いに、父親の居場所をドーラが尋ねると、その人から「お前は誰だ?」と聞かれドーラは「(ジョズエの)ただの友達よ」と答えます。それが何だかいいんです。
友達、、お互いに気遣い、信頼できる関係ですよね。


(画像拝借)
ネタバレしてはいけませんが、最後、ドーラはジョズエが寝ている間にそっと旅立ちます。そして帰路のバスの中でジョズエに手紙を書きます。でも、きっとその手紙は出すことはないんだろうな、と私は思いました。


(画像拝借)
ドーラがいないことに気付き追いかけて見送るジョズエと、手紙を書き終えたドーラ。二人の笑顔で映画は終わります。切なくも心温まる映画で、私はこれこそが映画だなと思います。
本当にダントツで一番好きな映画で、私の中でこれを超えるものは出てこないかな~と思ってます。

 

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